新規就農を目指す方へ（新規就農支援施設のご案内）

近年農業・農村を取り巻く環境は、高齢化や非農業部門への流失による農業就業人口の減少、耕作放棄地や低利用地の増大、兼業化、過疎化、さらに混住化などが進行し、構造的な改善を余儀なくされています。次代の担い手となる新規就農者が、このまま十分に育成確保されないと、新技術を駆使した新たな農業の展開や農用地の維持、農村環境の保全などが困難になるほか、地域全体の活力が失われることになります。

このような状況の中で、本市農業を維持・発展させていくためには、魅力ある農業の展開、活気に満ちた住み良い農村の構築、そしてその原動力となる意欲ある担い手が必要と考えます。市では、広く農業外から人材を集め育成するための支援施設として、南房総市三芳新規就農支援施設を設置しています。

本施設への入居は、原則として3年間を限度とした試験入居となります。

試験入居に際しては、入居資格者として認定を受ける必要があります。認定に必要な申請書類の提出は、偶数月の10日を締切日としています。希望される方は、お早めにご相談ください。また、募集期間内に複数の希望者がいた場合は、抽選により決定しますので、予めご了承ください。

<A棟、C棟の入居スケジュール>

・資格認定申請書類の提出期限　令和8年2月10日

・審査会開催予定日　令和8年3月11日

・入居申請手続き、入居決定　令和8年3月中旬から下旬

・入居開始　令和8年4月から

※1箇月を限度とした一時利用（日額2，240円）もあります。試験入居希望者を優先しますが、希望される方は、個別にご相談ください。

1. 将来、南房総市で農業を営むことが見込まれる者。
2. 年間農業従事日数　150日以上見込まれる者。
3. 就農計画書を作成できる者（営農目標、営農計画、資金計画など）。
4. 年齢および経験　農業教育施設や先進農家などでの研修経験のある者。

• 申請時18歳以上40歳未満の場合は概ね1年間以上
• 申請時40歳以上55歳未満の場合は原則として6ケ月以上

※ただし、新たに研修を受ける計画が6ケ月以上かつその内容が就農計画書の目標を達成するために十分なものである場合には、過去の農業教育・研修経験がない場合であっても対象とすることができます。

1．入居期間は、3年間を限度とします。

2．使用料（家賃）は、月額35，000円

※前年所得に応じて、減額等の申請をすることができます。

3．以下の費用は、入居者の負担になります。

・電気、ガス及び水道の使用料

・汚物及びごみの処理に要する費用

・敷地内の樹木の管理及び除草に要する費用

・給水施設及び排水処理施設の使用、維持及び運営に要する費用(合併処理浄化槽の汚泥のくみ取りに係る費用を除く。)

南房総市山名1817 番地 1
南房総市三芳新規就農支援施設A号棟、B号棟、C号棟

南房総市新規就農資格認定申請書、就農計画書及び市販の履歴書を添えて提出してください。（郵送または持参）