南房総市公共施設等総合管理計画

南房総市は、過疎地域に指定されていた5つの自治体を含めた7つの自治体が合併したことから財政力が脆弱で、行政区域も229.55㎢と広域です。旧町村単位で保有していた公共施設の数やインフラの量も多い上、建築後30年程度を経過した施設も多く、老朽化が進んでいます。 

こうした公共施設は、大規模改修や建て替えを行わなければ、住民が安心して使用することができなくなる可能性があることに加え、財政面では、合併特例債等の優遇措置も終期が近づいており、予算確保が厳しい状況へと変化していくなかで、持続可能な公共施設等のマネジメントを進めていくことが、本市の大きな命題となってきています。

このような状況を踏まえ、南房総市における公共施設の適切な規模とあり方を検討し、公共施設マネジメントを徹底していくことにより、公共施設の機能を維持しつつ、可能な限り次世代に負担を残さない効率的で効果的な公共施設の最適な配置を実現するため、『南房総市公共施設等総合管理計画』を策定しました。

令和6年3月、『南房総市公共施設等総合管理計画』及び『南房総市公共施設等総合管理計画　個別計画』を改定しました。