平成29年度南房総市地球温暖化対策実行計画調査結果報告
- [2018年1月4日]
- ID:12057

平成29年度 南房総市地球温暖化対策実行計画調査結果報告
南房総市では、「地球温暖化対策の推進に関する法律」第20条の3第1項に基づき、平成22年3月に「南房総市地球温暖化対策実行計画」を策定しました。この計画に基づき、平成22年度より、市は率先して地球温暖化対策に取り組んでいます。その後、 平成28年3月に計画を見直し「第二次南房総市地球温暖化対策実行計画」を策定しました。 平成29年度の取り組み状況について調査した結果を報告します。

温室効果ガス排出量の削減目標
南房総市では、「第二次南房総市地球温暖化対策実行計画」に基づき、平成27年度から平成32年度までの6年間に、温室効果ガス排出量を基準年度(平成26年度)に対し、1%以上削減します。
平成26年度(基準年度) | 平成32年度(目標年度) |
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6,569,496kg-CO2 | 6,503,801kg-CO2 |

平成29年度の集計結果について
市の事務及び事業に伴い排出された温室効果ガス総排出量は、約6,080トン(CO2換算)となり、基準年度(平成26年度)に比べ、約489.74トン(CO2換算)、7.5%の減少となりました。
減少した温室効果ガス排出源は、電気の使用が、約480.8トン減(8.9%減)となりました。
温室効果ガスの排出量は、電気の使用による二酸化炭素の排出量が最も多く、全体の80.79%(4,911,782kg-CO2)を占め、次に、燃料の使用による排出量が18.65%(1,134,003kg-CO2)となりました。
温室効果ガスの種類別の排出割合では、二酸化炭素の排出量が、全体の99.44%(6,045,785kg-CO2)を占めました。
排出源別の活動量のうち電気使用量については、施設の再編や節電などから、12.2%減少しました。
平成26年度(基準年度) | 平成29年度(結果) |
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6,569,496kg-CO2 | 6,079,760kg-CO2 |

平成29年度までの取り組み結果
基準年度となる平成26年度と比べて、温室効果ガス総排出量は下回っていますが、電気使用量が増えている施設があることや、排出係数による影響を受けることから、今後も目標達成に向け、温室効果ガス排出量に占める割合が多い電気使用量を着実に削減することが必要となります。
引き続き、省エネに努めるほか、高効率照明の導入、ノー残業デーの推奨、クールビズ、ウォームビズの徹底などによる電気使用量の削減に取り組む必要があると考えます。

今後の取り組み
平成29年度温室効果ガス排出量の結果は、第2次南房総市地球温暖化対策実行計画の策定に活かし、今後もすべての職員が省エネ・節電に留意した事務事業に取り組んでいきます。(あわせて「南房総市環境基本計画」もご覧ください
温室効果ガス排出量と排出源別の活動量
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