第12回「百字で伝える私の想い」作文コンクール入賞者の発表について
- 初版公開日:[2022年12月01日]
- 更新日:[2023年3月8日]
- ID:17768
応募総数 2,344通 ~たくさんのご応募ありがとうございました~
南房総市教育委員会では、考えをまとめ表現する力を育むことを目的に、感じていることや、考えていることを百字で書き表す活動「百字作文」に取り組んでいます。本作文コンクールは、その一環として行い、今年度で十二年目となりました。
今年度も、ありがとうの想いを百字に込めた作品がたくさん届きました。ありがとうございました。入賞者作品は次のとおりです。
最優秀賞
〇小1 南房総市立富浦小学校 宮久地 光
「ブーン、バタン。」「じいじー、いこう。」「おおっ。」じいじは、しごとでつかれていても、おねがいすると虫とりにつれていってくれる。でも、今年は、びょうきをしたのでいけない。またいっしょに、せみやバッタさがしにいこうね。
〇小2 南房総市立三芳小学校 小宮 大空
ギュッとだきつくと元気まんたん。お母さんにくっついていると気もちがおちついてくる。ボンドでくっつけたみたいにはなれなくなる。「はずかしいよ。」ってお姉ちゃんは言うけど、いいんだもん。お母さん、大すきだよ。
〇小3 南房総市立三芳小学校 渡辺 由芽
ママは大へんだ。いろいろやる事がある。料理、せんたく、そうじ。その中で一番大へんな事は、わたしを朝おこす事。わたしがもんくを言うからだ。だけど、毎日、朝ごはんを食べて、ちこくもしないで学校に行けるのはママのおかげだよ。
〇小4 南房総市立千倉小学校 粕谷 美晴
「どれがいい?」お姉ちゃんは、何でも私が先にえらんでいいと言う。私は、大体自分が好きな物をえらぶ。でも、時々私はお姉ちゃんが好きそうな物をえらばないようにしている。私の気持ち、お姉ちゃん気づいたかな。
〇小5 南房総市立三芳小学校 穂積 七海
「いただきます。」お母さんが作るおみくじぎょうざ。当たりがでたり、はずれがでたり。そのぎょうざを口に入れたしゅんかん、みんな笑顔になる。お母さんはレシピまでみんなのことを考えている。次は私が家族のことを考えなくちゃ。
〇小6 南房総市立嶺南小学校 吉野 和明
一年生の時に買った辞典。その輝きは無くなって、汚れや切れている所がある辞典。でもそこには、愛着と思い出がつまっている。授業で使った時、読みふけった時。たくさんの言葉を教えてくれた。これからもよろしく。
〇中1 南房総市立富浦中学校 石井 里佳
私が中学に入って姉が一人暮らしを始めた。兄は寮、父は単身赴任で週末しか帰ってこない。家は母と私しかいなくなり、とても静かになった。今になって家族がそろうことの嬉しさや温かさを感じる事ができた。早くみんなで集まれるといいな。
〇中2 南房総市立三芳中学校 鍛屋 幸希
半年会っていなかった父。海の上で仕事を頑張ってくれている。久しぶりに帰ってきた。仕事で疲れているにも関わらず、僕が送迎を頼んでも嫌な顔せず、送ってくれる。国を守り、家族も守ってくれている父を僕は尊敬している。
〇中3 南房総市立富浦中学校 鈴木 俊祐
給食が好きだ。私を幸せにしてくれる。口へ運ぶと笑みがこぼれてしまう美味しさ。十一年間、私を育ててくれた。来年からはお弁当になる。残り少ない給食の日々、ふるさとの命をいただく。心を込めていただきます。
〇一般 館山市 小倉 珠美
夏の夜、たった一晩香しく咲き誇り、明け方には萎む孤高の花、月下美人。花芽がつくとみるみる成長し、一夜限りの開花に全てをかける生命の不思議。その美しく儚い命にとてつもないパワーをもらった。まだやれる。
優秀賞
〇小1 南房総市立嶺南小学校 安藤 俊
ぼくはピーマンがにがて。でもぼくがげんきでいられるように、おかあさんはりょうりをつくってくれる。マーボーどうふにピーマンがはいっているとたべられるよ。いつかおかあさんみたいに、おいしいりょうりをつくれるようになりたいな。
〇小2 南房総市立富浦小学校 猪 拓馬
「自分のせんたくものはたたんで。」お母さんによく言われる。すこしめんどくさい。だけどお母さんはその何ばいもたたんでいる。あらってほしてたたんでしまう。たいへんそうだ。つぎはお母さんに言われるまえにたたんじゃお。
〇小3 南房総市立白浜小学校 山﨑 遥音
ごめん遅くなって!と息を切らし、学童に迎えに来るお母さん。仕事を終えギリギリになってしまうからいつも謝るね。謝らないでと心の中で思う。ありがとうの気もちでいっぱいだから。次は言葉にして伝えてみよう。
〇小4 南房総市立富浦小学校 平島 琉騎
苦手なピーマン。お弁当にピーマンの肉詰め。食べたらおいしい。食べなさいとは言わないけれど、細かくして、いつもくふうしてくれるお母さん。きっと健康でいるために、そして食べられると信じて入れてくれるんだね。
〇小5 南房総市立富浦小学校 長野 善
「ピンポーン。」げんかんを出てみると、テープや縄で大事そうにしばられた箱がとどいていた。中には服や本がある。ばばから送られてきたようだ。コロナの中で会えなくてもばばはぼくを大切に思ってくれている。いつもいつもありがとう。
〇小6 南房総市立嶺南小学校 佐野 驍
「失敗しても、下を向くな。自分ができるだけの事を元気にやればいい。」バスケの試合中に失敗して悲しんでる時、監督に言われた言葉。僕はその言葉をもらって元気になった。今の僕は、コートで前を向いて戦っている。
〇中1 南房総市立白浜中学校 小川 ひかり
「顔を見せてくれてありがとね。」この言葉はもう聞けない。離れて暮らすひいおばあちゃんは、ほんの数十分会うだけなのに私の存在を心から喜んでくれた。こちらこそ私を必要としてくれてありがとうと言いたかったな。
〇中2 南房総市立千倉中学校 橋本 華乃
先月家を買った。約8年間お世話になったアパートを離れることになった。沢山の思い出が頭に浮かぶ。騒ぎすぎて隣の人に怒られたこともあったな。とうとう今月で新居に引っ越す。沢山の思い出をありがとう。次の人もよろしくね。
〇中3 南房総市立千倉中学校 石井 七星
金色に輝きを放つサックスに魅了された。音楽を奏でる楽しさを知り、もっと上手になりたい。その一心で練習してきた。私は、君に似合う音色を奏でられていただろうか。一緒に演奏することができて、楽しかったよ。
〇一般 南房総市 鈴木 喜重子
6月、入院中の母(岩手県在住)が旅立った。コロナ禍の為、移動を自粛して2年半。会えぬままの別れが寂しくて悔しい。でもね、母さん、健康な体に産んでくれてありがとう。大好きだよ。・麗かや小さき背中の母卒寿
佳作
〇小1 南房総市立白浜小学校 垣野 圭吾
ことし、はじめてまつりでたいこをたたいた。はじめにもらったぴかぴかのばちはもうきずだらけ。いっぱいたたいてごめんね。でもだしのうえでたたいたたいこはさいこうにたのしかったよ。らいねんもまたよろしくね。
〇小1 南房総市立千倉小学校 金田 琉生
おにいちゃんってたいへんだ。おとうとのわがままにがまんすることばかりだから。けんかして、かなしくなるときもあるけど、ひとりだったらけんかもできないね。ぼくをおにいちゃんにしてくれてありがとう。
〇小1 南房総市立嶺南小学校 相川 佑季斗
「ここをはねてね。」「ここをはらってね。」しゅうじのせんせいはじがうまくなるようにやさしくこつをおしえてくれる。だからぼくは、じをかくのがとてもすきになったよ。こらからもがんばってれんしゅうするので、よろしくおねがいします。
〇小2 南房総市立富浦小学校 鈴木 壱知
ママなんて大きらい。ママにしかられた。くやしくて、なみだがいっぱい出てきた。「おいで。」とママがわたしをぎゅうっとだきしめた。ママのいいにおい。心がふわっとする。きもちがつたわってくる。ごめんなさい。大じにしてくれてありがとう。
〇小2 南房総市立三芳小学校 神作 咲良
「わん!わん!わん!わん!」「あ、おきゃくさんがきた。」うちの犬のめいは、かぞくいがいの人にほえる。虫にもヘビにも。昼も夜も。あつい日もさむい日も。雨の日も。だからわたしはいつもあん心。めい、まい日おつかれさま。
〇小2 南房総市立嶺南小学校 平井 雄大
お母さんはまい日、いえのことをしている。ぼくがしらない間に、そうじしたり、ふとんがしいてあるからすごいと思う。まい日しごとでつかれているから、ぼくもお手つだいをして、休ませてあげたい。こまっていたら、いつでも声をかけてね。
〇小3 南房総市立富浦小学校 吉田 詩
おじいちゃんが天国へ行った。朝は「おう」ってえ顔で、帰りはおかしをかならずくれた。口数は少ないけどやさしかった。す直にもっとたくさんお話ししとけばよかったな。ぜったいにわすれないよ。大すきなおじいちゃん。
〇小3 南房総市立千倉小学校 鈴木 旋太
ぼくは、友だちにたすけられてばかりです。計算や漢字がわからなくてこまっていると、思い出せるようなヒントをくれます。そんな時いつもぼくは感しゃの気もちでいっぱいです。やさしくて、親切な人にぼくもなりたいです。
〇小3 南房総市立千倉小学校 吉川 愛菜
「ぱっかーん」おじいちゃん、スイカがきれいにわれたよ。去年の夏休みだったよね。今年は流しそうめんをやるやくそくしたのに…。おじいちゃんとつぜん天国に行っちゃった。最後にありがとうって言いたかったのに。心のなかでありがとう。
〇小4 南房総市立富浦小学校 酒井 稔生
毎日、登校時間になると、目黒さんは岡本橋に立っている。ぼく達をいつも見守っていてくれる。目黒さんがいると安心して登校できる。でも、いないとふ安な気持ちになる。目黒さんは、岡本橋をわたって登校する人には、とても大切な人だ。
〇小4 南房総市立千倉小学校 石井 理紗子
おじいちゃんにしかられた。むかえの時間を守らなくて心配かけたからだ。その時はびっくりして泣いてしまったけれど、考えたらわかったよ。雨の日も風の日も笑顔で私を待っててくれる。私もおじいちゃんが大好きだよ。
〇小4 南房総市立千倉小学校 荒井 龍成
「おはようございます。」「いってらっしゃい。」ぼくがスクールバスをまっていると毎日おまわりさんが、声をかけてくれる。ぼくも元気にあいさつで答える。いつもぼくたちのために見守ってくれてありがとう。今日も一日がんばるぞ。
〇小5 南房総市立富山小学校 安西 彩葵
私の二つ上のお姉ちゃん。いつもけんかばかりしていてすなおになれないけど、本当は自まんのお姉ちゃんだと思っている。朝ごはんを作ってくれるし、バスケの練習もいっしょにやってくれる。大好きだよ。ありがとう。
〇小5 南房総市立千倉小学校 鈴木 百絵
「すごいじゃん!」私のピアノの先生はたくさんほめてくれる。強弱を考えてひけた時、早い指使いが上手にできた時、初見でも上手にできた時。でも悪い所はしっかりと注意してくれる。だから、もっともっとと頑張る気持ちになれる。
〇小5 南房総市立嶺南小学校 小柴 更紗
「ママはずっと更紗の味方だよ。」お母さんがかけてくれた言葉。習い事でサーブが入らない時やコーチにおこられた時、気持ちがすごく落ちこむ。そんな時、母の言葉で「私には心強い味方がいる」といつも元気になれる。
〇小6 南房総市立富浦小学校 岡本 結心
地区の祭り。コロナで昨年はできなかった。今年は祭りがあると聞き、うれしい。地域の人達が来て、準備をしている。少しの時間でも祭りに向けて協力する姿がある。改めて一人ではできない祭りと感じた。多くの人に感謝をし、楽しみたい。
〇小6 南房総市立富浦小学校 長岡 春陽
ぼくは、たくさんの食物アレルギーを持っていた。給食も食べられなかった。でも、学園の先生が、少しずつ負荷をかけ、試してくれた。今では、給食も食べられるようになった。これは、学園の先生のおかげだ。先生、ありがとう。
〇小6 南房総市立嶺南小学校 鎌田 真実
「大丈夫、最後までがんばれ。」一年生のマラソン大会で転んでしまった。すぐに立ち直れなかった時に六年生のお姉さんが言ってくれた。「最後までがんばろう。」その言葉は今でも困った時に心の中にひびく。ありがとう。
〇中1 南房総市立富浦中学校 髙木 さくら
いつも本を借りに行く図書館。そこには大好きな本がたくさんある。図書館がなかったらこんなにたくさん本に出会えていなかっただろう。毎日本を読めるのも図書館のおかげだ。今日もどっさり借りてきた。さぁ、読もう。本の世界に出発だ。
〇中1 南房総市立三芳中学校 松苗 凜
美しい音色をだす、家のピアノ。四歳から始めて、八年続けている。電子ピアノでどこにでもあるものだけど、たくさんの曲を弾いて、伴奏や、発表会などの楽しみを与えてくれた。これからも、一緒に曲を奏でようね。
〇中1 南房総市立嶺南中学校 渡辺 結月
「できるよ。」不安な時、家族や友達がいってくれる言葉。テストの点数が悪かった時、部活で上手くいかなかった時、その言葉を聞くと不安がなくなる。私を、救ってくれた魔法の言葉。その言葉を胸に、私は元気に「がんばるね。」
〇中2 南房総市立富山中学校 岡田 蒼空
「危なっ。」ぼくは、部活の練習中足をくじきそうになった。でも、シューズのおかげで足をくじかずに済んだ。いつもこのシューズにはお世話になっている。激しい練習をしてもぼくの足を守ってくれる。いつも守ってくれてありがとう。
〇中2 南房総市立千倉中学校 中川 波瑠
「お姉ちゃん、これあげる!」振り返ると新しい水色のシャーペンを持った妹がいた。自分のお小遣いで買ったらしい。そのシャーペンは私のお気に入りだった。きっとわくわくしながら買ってきたんだろう。そう思うと胸がじんわりした。
〇中2 南房総市立千倉中学校 渡邊 康太
緊張。試合の日やテスト当日、緊張している僕をいつもあなたは安心させてくれる。「お前ならやれる。」いつも言ってくれるこの言葉。安心するし力も湧いてくる。失敗した時には温かい言葉もかけてくれる。ありがとう母さん。
〇中3 南房総市立三芳中学校 菊池 天
生まれた時からずっと住んでいる三芳地域。楽しかった事、面白かった事、辛かった事、さまざまな出来事がここに詰まっているし、それらが私を育ててくれた。来年からは違う地域に行く事になるが、「三芳っ子」であった事を忘れずにいたい。
〇中3 南房総市立白浜中学校 金井 陽向
「いただきます。」と給食を食べ始める。九年間も僕の体を支えてくれた給食だ。来年には中学校を卒業し、次の道へ進む。この給食はあと半年しか食べられない。栄養士の方や食材を作っている方に感謝して最後までおいしく完食したい。
〇中3 南房総市立嶺南中学校 尾形 宙南
「今日も大変だったよ。」消防士の兄が言う。火災が発生した翌日は、火災の規模を物語るような姿で帰宅する。それでも、絶対に弱音を吐かず人々の命を救っている。そんな兄の背中は大きくたのもしい。これからも頑張ってね。
〇一般 南房総市 吉野 八重子
「お母さん、いつも有難うございます。明るくて笑顔、そしてパワフルな姿に周りの家族、友人達は励まされ頑張れています。」素敵なメッセージを有難う。明るくて笑顔、喜寿の母は明日への大いなる糧を頂いたよ。
〇一般 南房総市 川﨑 裕美
私は観光の仕事をしている。九割が遠方からのお客様。おもてなしする側なのに、笑顔のプレゼントを頂くことがたくさんある。そんな出会いを作れるのも、豊かな自然と人と人との繋がりがあってこそ。南房総市に、ありがとう。
〇一般 安房拓心高等学校 飯嶋 遥真
「ありがとう」今はもう、この言葉を言うことはできないけど僕はとっても感謝しているよ。「もっといろいろなことを、あなたと経験したかったな」僕は常に前向きで元気のあるあなたのような人になるよ。空の上で見てて、お母さん。
〇一般 安房拓心高等学校 小畠 海鈴
反抗期の私と母がケンカをした。イライラして口をきかない私。どれだけ母を無視していても朝、テーブルにある朝ご飯。仕事で疲れていても作ってくれる夜ご飯。玄関にいる私に聞こえてくるのは母からの「いってらっしゃい。」
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