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あしあと

    第14回「百字で伝える私の想い」作文コンクール入賞者の発表について

    • 初版公開日:[2024年12月03日]
    • 更新日:[2024年12月2日]
    • ID:21438

    応募総数 1,739通 ~たくさんのご応募ありがとうございました~

    南房総市教育委員会では、考えをまとめ表現する力を育むことを目的に、感じていることや、考えていることを百字で書き表す活動「百字作文」に取り組んでいます。本作文コンクールは、その一環として行い、今年度で十四年目となりました。

    今年度も、ありがとうの想いを百字に込めた作品がたくさん届きました。ありがとうございました。入賞者作品は次のとおりです。

    最優秀賞

    ○小1 南房総市立嶺南小学校 長谷川 慎二

     おじいちゃんは、ぼくのおたんじょう日になるといろいろなごちそうをつくってくれる。はじめてたべるものばかりでおいしい。なかでも、そうめんにフルーツがのったりょうりにびっくりした。らいねんのたんじょう日がたのしみ。

    ○小2 南房総市立嶺南小学校 根岸 明彩陽

     おばあちゃんとたこあげをした。ぼくがたこを上げるとひもをいっしょにもってくれた。ぐんぐん高く上がるたこ。おばあちゃんといっしょだと、こんなに高くなるんだな。あばあちゃん、ありがとう。うれしいよ。

    ○小3 南房総市立三芳小学校 松本 陸

     「りく、かてるぞ、強気でいけよ。」土ひょうに上がる前、きんちょうして、心ぞうが、バクバクする。ぜったいに勝つという気もちになる。れんしゅうの時、ずっと見ていてくれる。家で、ぶつかりげいこしてくれる。父ちゃん、ぜったい強くなるぞ。

    ○小4 南房総市立富浦小学校 鈴木 壱知

     ねる前に、お母さんが本を読んでくれる時間。妹たちと本の世界に引きこまれるわたしの大好きな時間だ。たまに、大笑いしたり、泣いたりするお母さん。そんなお母さんが、本のおもしろさを教えてくれるんだ。「今日はどんなお話かな。」

    ○小5 南房総市立白浜小学校 石井 榎恋

     愛犬が亡くなった一月の昼間に降っていた雨が止み、空を見上げると虹があった。ダブルレインボーだった。虹の橋を渡りながら私を見ている気がした。止まらない涙が一瞬止まったよ。ずっと忘れないからね。大好きだよ。

    ○小6 南房総市立三芳小学校 海老原 愛奈

     「失礼しました。」私は放送が苦手だ。だからいつもこの言葉を言う。だからいつも、教室のみんなに聞こえない事を願う。でも帰りに、「すごく上手。」とほめられた。私はその日から放送が好きだ。教室のみんな、ちゃんと聞いててね、私の放送。

    ○中1 南房総市立富浦中学校 岩﨑 小乃芽

     剣道から離れていた兄が、再び竹刀を持つことを決意した。一年ぶりの練習を終えた兄の手には、 まめがたくさん。つぶれたまめは痛いはずなのに、なぜか笑っていた。一つのことに打ち込むかっこよさを、私は兄から学んだ。

    ○中2 南房総市立嶺南中学校 吉野 和明

     バックストレートを駆け抜ける。仲間の応援が聞こえてくる。ホームストレートを駆け抜ける。ラスト一周の鐘が鳴り、「ファイト!」次の組を待つライバルの声が聞こえる。「あぁ、良い出会いをしたな。」ラスト一周、ギアを上げる。

    ○中3 南房総市立富山中学校 髙梨 安弥佳

     「家の米はおいしいでしょ。」と 父はよく言う。本当にその通りだと思う。白米と母の作るコロッケの組み合わせは特に絶品だ。そうして私の胃は満たされる。私はそんな日常に小さな幸せを噛み締めている。「ああっ。おいしかった!」

    ○一般 南房総市 佐野 美智子

     空には満月。海はその光を浴びて、キラキラ光る。夜明けはもう少し先。この光景を早朝散歩の友人と見る。ここに住んでいるから見られる景色。白浜の海、南房総の自然に感謝。


    優秀賞 

    ○小1 南房総市立白浜小学校 山口 朋輝

     あゆむくん、いっしょにとうこうしてくれてありがとう。あさのおしゃべりが、とってもたのしいよ。これからもいっしょにあるいていこうね。あついひもあるけど、がんばろうね。ぼくはあさの20ぷんがたからものだよ。

    ○小2 南房総市立白浜小学校 松田 晃佑

     ぼくのとなりのせきのいつきくんは、虫とりがすきだ。休み時間に虫とりにさそってくれる。おかげで虫をさわれるようになった。きゅう食が苦手なぼくに「おいしいから一口食べてみな」と声もかけてくれる。よし、明日は一口がんばるぞ。

    ○小3 南房総市立三芳小学校 髙橋 洸太

     「いっしょに遊ぼう。」友だちに言われてとてもうれしかった。その時ぼくは教室で一人でいたからだ。つまらなかった時間が楽しい時間にかわった。友だちがいると楽しくなる。これからも、もっともっとなかよくしていきたい。

    ○小4 南房総市立千倉小学校 髙木 桜愛

     私のおじいちゃんは漁師。食卓の上はおじいちゃんが取ったサザエや伊勢海老。私はいつものように「いただきます。」と食べる。食べてる時自然と笑顔がでてくる。この美味しさはおじいちゃんが頑張ったおかげ!ありがとう。

    ○小5 南房総市立白浜小学校 石井 梨々夏

     私が、十一年住んでいる家は古いです。家にすき間があってムカデが入って来るかもしれなくてドキドキします。でも強風や豪雨や雪でも私の家族を守ってくれてありがとう。ムカデからも守ってくれたらもっとうれしいな。

    ○小6 南房総市立千倉小学校 渡辺 心結

     書道は、自分とのたたかいだ。上手に書けないとイライラして、気持ちが字に表われる。そんな時、先生がかけてくれる言葉は「よしもう一度」と思わせてくれる。私にとって最高の言葉。さあ、先生の言葉と共に練習だ。

    ○中1 南房総市立富山中学校 若王子 雅稀

     「ごめん。」この言葉は、僕の口癖だ。バスケ部の僕は、いつもこの言葉を言っている。だけど、友達は怒ることなく優しく教えてくれる。だから、僕もいつかこの口癖が無くなって、友達のように優しく教えられるような人になりたい。

    ○中2 南房総市立富山中学校 本明 天陽

     「おはよう!」元気な声に包まれ、笑顔とともに一日が始まる。授業の合間に友達と笑い合い、休憩中の何気ない会話が心を和ませてくれる。夕方、先生方に見送られ、今日も一日が終わる。こうして毎日が続いていく。幸せなことだなぁ。

    ○中3 南房総市立南房総中学校 吉田 勘久郎

     彼女は魔女だ。派手な服装に濃いメイク。六十代後半とは思えないくらい元気だ。魔法も使う。彼女の周りではいつも誰かが笑っている。とても居心地がよく、ありのままの自分が出せる。だが、少し怖い。祖母は今日も元気に笑う。

    ○一般 南房総市 吉野 八重子

     青田を渡る風。黄金色の稲穂。真珠のように艶めく新米。子や孫らの喜ぶ姿。風土、学び、労作、暖かい支え、総てに有難う。稲作が紡ぐ幾多の実りに、壮健な私がいる。稲作を母から子へ。母も又、明日への更なる歩みを。

    佳作 

    ○小1 南房総市立富山小学校 川名 心莉

     おきたら、ていでんしていた。トイレがながれない。エアコンがつかなくてあつい。テレビがつかなくてショック。でんきはどこにでもたいせつだとおもった。みんなのでんきをまもるしごとをがんばっているわたしのパパがだいすき。

    ○小1 南房総市立三芳小学校 平松 花梨

     ママのごはんはせかいいち。ママのつくるオムライスは、もちもちたまごで、ケチャップのハートがおおきくかいてあるよ。たべると、こころがふわふわしてくるよ。ママ、これかれも、おいしいごはんをつくってね。

    ○小1 南房総市立富浦小学校 鈴木 沙知

     わたしの先生は、おひさまみたい。いつもにこにこわらっている。きらきらのえがおで、「さっちゃん、おはよう。」といわれると、わたしもきらきらげんきいっぱいになる。「せんせいおはよう。きょうもいちにちがんばるね。」

    ○小2 南房総市立千倉小学校 荒井 秀慧

     びょう気でばあちゃんはあるけなくなって、車いす生活になった。いつも海に行ってシーグラスや貝をとりにつれて行ってくれた。ばあちゃんが大すきな海に今どはぼくがつれて行ってあげるからね。とってもきれいだよ。

    ○小2 南房総市立三芳小学校 小宮 つかさ

     いつも、おもたいにもつをたくさんもってくれる。ノートももってくれる。学校にいっしょに行ってくれる。そんなわたしのランドセルは白。六年生まで大せつにするからね。こんど、ピカピカにみがいてあげるからね。

    ○小2 南房総市立富山小学校 鈴木 栞梛

     てん校してきたわたしに学校のみんなが話しかけてくれた。ドキドキしてギューってくるしかったむねがドキドキ・ワクワクになった。みんなに会えてたからものがふえたみたいにうれしい。大すきなお友だち、これかれもよろしくね。

    ○小3 南房総市立嶺南小学校 小野寺 涼音

     パパの手は大きくていろいろな物をあっという間に作ってくれる。家ぞくで使うたな、ランドセルおき場、テレビの台もできて家の中がすてきにかわっていった。わたしもパパみたいな大工さんになってみんなをえ顔にできる人になりたい。

    ○小3 南房総市立白浜小学校 行方 陽咲

     「こらー。ちー。」わたしは、ちーをおいかける。ちーは、わたしの弟。しょうがいがあって話すことができない。いたずらばかりしてむかつくけど、いつもみんなをえがおにしてくれる。ちー、ありがとう。ちーがいるから毎日たのしいよ。

    ○小3 南房総市立白浜小学校 結縄 葉月

     雨がきらい。外であそべないし大すきなおにごっこもできない。でも雨がふらなかったらどうなるんだろう。お花や野さいが育たなくなるのかな。そしたらクラスのみんなで育てているオクラもかれちゃうのかな。それは大へん!雨ありがとう。

    ○小4 南房総市立富浦小学校 忍足 咲弥

     毎年来るこの季せつ。神社で始まるたいこの練習。仕事終わりの先生達がバチの持ち方、たたき方を教えてくれる。ほめられるとすごくうれしい。先生のおかげでお祭りの日リズムに乗って気持ち良くたたくことができた。

    ○小4 南房総市立嶺南小学校 片岡 優太

     てった君は、ぼくとしゅみが合う。折り紙だったり、キューブ作りだったり。昼休みに雨だった時は、こん虫を調べたり、折り紙をしたりする。てった君は、何でもいっしょにやってくれる友だちだ。いつもありがとう。

    ○小4 南房総市立嶺南小学校 安田 結

     おじいちゃんは、野菜作りがとくいだ。おじいちゃんの作る野菜はおいしい。その中でも、ピーマンやさつまいも、落花生は、わたしの中で一番おいしい野菜だ。ナスやにんじんは苦手だけど、がんばって食べるよ。

    ○小5 南房総市立白浜小学校 佐久間 冬子

     私はお祭りが大好きです。お祭りが近くなると道にずらっと光る提灯が飾られて、とてもワクワクします。提灯が飾られているのは、地区の人達のおかげです。お祭りのために毎年朝早くから準備してくれてありがとうございます。

    ○小5 南房総市立嶺南小学校 吉野 姫菜

     口に入れた時思わず言った。「おいしい。」姉がつくった玉子焼きだ。その中には、私の好物、ほうれん草があった。私の好物を覚えていてくれておどろいた。私は姉みたいに料理ができない。いつか私もできるようにがんばりたい。

    ○小5 南房総市立千倉小学校 渡辺 健生

     「速い球を投げたい。」そう思って練習を始めた。キャッチャーはパパ。コントロールの悪いぼくの球を何十球も取ってくれた。ぼくが練習したいと言えば必ずつき合ってくれた。今のところ球速は12㎞/h上がった。これからも一緒に練習してね。

    ○小6 南房総市立富山小学校 滝川 慧

     「はやく寝なさい。」と母に毎日言われる。まだ九時なのでもう少しテレビを見たいのに。僕の健康を考えて言ってくれているのはわかっているのだけど「先に寝れば。」と反抗もしてしまう。本当はちゃんとわかっている。ありがとう。

    ○小6 南房総市立富山小学校 福原 葵琉

     私には毎日つけている日記がある。その中には、日々の出来事や誰にも言えない想いが綴られている。日記に書き留めることで、私の心が軽くなることもある。私にとって日記は、本音を言える大切な相手だ。これからもよろしくね。

    ○小6 南房総市立三芳小学校 岡﨑 羽瑠

     ドッカーン。転んだ。もう何回目だ。僕の体は、ずたぼろだ。でも自転車は、なぜかこわれない。こんなざつにつかっているのに。あのサドルにのれなくなるのは、いやだ。これからは、大切につかうから。僕の相棒さん。

    ○中1 南房総市立三芳中学校 穂積 七海

     私は最近、反抗期に入った。お母さんにいつも強い口調でいやな言葉をぶつける。でも、本当は嬉しい、悲しいなど気持ちを正直に伝えたい。反抗してもお母さんはいつものように接してくれる。お母さん「ごめんね。」「ありがとう。」

    ○中1 南房総市立三芳中学校 神作 音羽

     ピアノを始めて九年、姉の誕生日に初めて迎えたアップライトピアノ。その日からピアノが大好きになり毎日鍵盤に手をおき色鮮やかなメロディーを奏でた。時には、上手くいかない事もあった。けれど共に乗りこえてきた。これからもよろしくね。

    ○中1 南房総市立南房総中学校 鈴木 愛翔

     僕には自分のくつを作ってくれる専用の義肢装具士の方がいます。装具士の方は自分のくつと足の大きさがあっているかを見てくれます。その方のおかげで歩いたり走ったりできます。僕の将来この方みたいな誰かを助ける人になりたいです。

    ○中2 南房総市立富山中学校 伊藤 汰朗

     「スパーン」というゴムの音。ボールが外野の前に落ちる。心の中で「ヨッシャー」と言いながら一塁を蹴る。チームで使う僕達のバット。「打ちたい!」気持ちをこめて丁寧に磨く。気持ちを乗せて遠くまで飛ばしてくれ。

    ○中2 南房総市立南房総中学校 鈴木 さな

     この言葉に何度助けられただろう。テニスの試合で負けた時。一歩踏み出す勇気が出ない時。「次頑張ろう。」と、私の背中を押し、大きな励みとなった。勇気づけてくれた魔法の言葉。私も誰かに伝えたい。「大丈夫だよ。」と。

    ○中2 南房総市立南房総中学校 井上 智翔

     僕には白浜中で過ごした日々という大切な宝物が心に刻まれている。暑い夏に皆で一生懸命走った駅伝、皆で心を一つにして音を奏でたコンクール。今思い返すととても豊かな気持ちになる。白浜中がくれた思い出は一生忘れないだろう。

    ○中3 南房総市立富浦中学校 髙木 さくら

     「咲いた!」今年も庭の花壇に向日葵が咲き始めた。花が咲き乱れている花壇を見ると、自然と元気がわいてくる。そんな花壇を作っているのは母だ。毎朝の水やり、季節ごとの植え替え。「次はどんな花に会えるのかな。」

    ○中3 南房総市立富山中学校 安西 由衣

     私の初めてできたベルギーの友達のラナ。何もかも初めてだった私の挑戦を一番近くで支えてくれた。住んでいる国も言語も違うのに心から分かり合えた。ラナは私に新しい世界を見せてくれた。私は冒険に出てこれ以上ない宝物を見つけた。

    ○中3 南房総市立南房総中学校 小川 ひかり

     「同じクラスの人はみんな友達だよ。」クラスの誰かの声が聞こえた。統合して不安でいっぱいの私の心がすっと軽くなった。たった一歩なのにその一歩が踏み出せずモヤモヤしていた私にも少しずつ友達が増えていった。

    ○一般 南房総市 鈴木 喜重子

     40代の頃、何歳になっても何かに興味を持ち、学び続けたいと考えた。そこで目に止まったのが花、生け花。生けられた花に込めた意味、季節感は繊細で深い。花は心を癒してくれる。外山先生と生け花との出会いに感謝。

    ○一般 館山市 小澤 純子

     販売のバイトをしていた頃。いつも通り「ありがとうございました。」を言うと、あるお客様が「ありがとうね。」と返して下さった。びっくりしたけど嬉しかったから、私も言おうと決めた。嬉しい気持ちが広がるといいな。