第11回「百字で伝える私の想い」作文コンクール入賞者の発表について
- [2021年11月12日]
- ID:15616

応募総数 2,114通 ~たくさんのご応募ありがとうございました~
南房総市教育委員会では、考えをまとめ表現する力を育むことを目的に、感じていることや、考えていることを百字で書き表す活動「百字作文」に取り組んでいます。本作文コンクールは、その一環として行い、今年度で十一年目となりました。
今年度も、ありがとうの想いを百字に込めた作品がたくさん届きました。ありがとうございました。入賞者作品は次のとおりです。

最優秀賞

〇小1 南房総市立富山小学校 沼田 莉緒
パパがお仕事から帰ってくると、私はいつも寝たふりをしたり、隠れたりします。パパは、いつも私を探してくれます。それが毎日楽しいです。次は、どこに隠れようかな。パパ、大好きだよ。

〇小2 南房総市立嶺南小学校 鈴木 慎
おじいちゃんはよく、庭のお手入れをしてくれる。だからいつもプールや虫取りやけいどろができるんだ。おじいちゃんありがとう。お手伝いがしたくなったよ。お手伝いで何かすることありませんか。肩たたきとかありませんか。

〇小3 南房総市立嶺南小学校 関 珠緖
弟がいなかったらなと思う時もある。お人形遊びをしたいけどじゃまされる時。でも、私は弟の事が大好き。一緒に大きいレゴを重ねて、ドンガラガッシャーン! 弟が「キャー!」と大きな声。おかしくってかわいくって、この時が一番楽しい。

〇小4 南房総市立富浦小学校 岩﨑 小乃芽
一人で寝るのは、まださみしい。四年生だから!って思っても、やっぱりさみしい。ベッドで眠れなくて、もう一回みんなのところに行こうとした時、お母さんが顔を見に来てくれた。伝わってるんだ、私の気持ち。安心して、すぐ眠たくなった。

〇小5 南房総市立三芳小学校 三幣 晴波
「おかわり。」今日は大好きなおばあちゃん特製そぼろご飯だ。何杯でも食べられる。もりもり食べる僕を見るのがおばあちゃんの楽しみなんだよね。これからも沢山食べるからよろしくね。今日も満腹、ごちそうさま。

〇小6 南房総市立富浦小学校 吉田 心菜
私のランドセル。一年生からここまで大事にきれいに使ってきた。どんな時でも、私の背中にくっついて。親にもわからないような秘密だって、知っている。思い出もたくさんつまっている。そんなランドセルとも、もう少しでお別れ。絶対忘れない。

〇中1 南房総市立富山中学校 嶋﨑 佐保
「よし、上手に塗れた。」使いなれたパレットと筆で絵を塗る。八年使っているパレットは、色がしみて絵に見える。親や友達に「新しいのを買えば?」と言われるけど、私はこのパレットが大好きだ。だって私の作品だもの。

〇中2 南房総市立嶺南中学校 泉 優樹
「頑張ったね。」夏の条幅と冬の書初めをいつもほめてくれた曾祖母。今夏はいない。一筆一筆書きながら、目を細めて拍手を送ってくれた姿を思い出す。最期まで笑顔をありがとう。十四年間、一緒に暮らせて幸せでした。

〇中3 南房総市立富浦中学校 佐藤 愛海
おいしい。毎朝思う。母の作る朝ご飯。あたたかくて幸せになれる。母の朝ご飯でその日が始まる。大人になってもきっと忘れない。母の作る味。幸せに包まれて、おいしい物を食べる。今日も元気に言う、「いってきます。」

〇一般 南房総市 水島 清一郎
現在糖尿病治療中。看護師さんが「あなた自身がやるの」と。厳しい口調の忠告に心が動かされた。食事療法に取り組んで五ヶ月、検査に病状改善の兆しが見えてきた。看護師さんの温かい本気の忠告に感謝し、病状改善の取り組みは続く。

優秀賞

〇小1 南房総市立富浦小学校 忍足 亮太朗
ぼくは、サッカーを始めた。一人で行くのがさみしかった。野球が大好きなお兄ちゃんが「りょうたろうが慣れるまでおれサッカー行くよ。」といってくれた。今日もサッカーに行くのが楽しみだな。うれしくて笑っちゃうな。

〇小2 南房総市立千倉小学校 堀江 麻琴
お姉ちゃんは中学生。いつも部活やテストで忙しそう。でも、時々ピアノを教えてくれる。少しだけ厳しいけれど、なんだかニヤニヤしちゃう。タンタンターン。いつか大好きなお姉ちゃんに上手になったねって言ってもらうんだ。

〇小3 南房総市立嶺南小学校 渡邊 拓人
ミーン、ミーン。僕は夏休みおじいちゃんと一緒に山にセミをとりに行った。おじいちゃんにとるコツを教えてもらった。お返しにおじいちゃんに笑顔をプレゼント。セミをつかまえたこと忘れないよ。

〇小4 南房総市立嶺南小学校 石坂 美翔
お母さんが仕事で遅い時に、料理をしたことがないお父さんがチャーハンを作ってくれた。お母さんが作るチャーハンよりパラパラでめちゃくちゃおいしかった。お母さんごめん、お父さんの勝ちだ。内緒でまた作ってね。

〇小5 南房総市立千倉小学校 鈴木 さな
今日は上手に書けるだろうか。筆を手に持ち大きく深呼吸する。習字を始めて五年。私の筆は少しくたびれ気味。墨で汚れた私の手にいつもそっと寄り添ってくれる。「さあ行こう。」気持ちを新たに今日も紙に向かう。

〇小6 南房総市立白浜小学校 小川 ひかり
「パタパタパタ」校庭に響き渡る校旗の音。「そろそろ限界かな。」元気になびいているがその姿はボロボロだった。計画委員会で新しい校旗を作る事になった。ちょっとさみしいけどお疲れさま。ゆっくり休んでね!

〇中1 南房総市立富浦中学校 岩﨑 桜之進
中学生になって始まった自転車通学。体が小さい僕には大変な道のりだ。ある朝窓を開けると祖父が自転車のタイヤに空気を入れてくれていた。さあ行こう。大きな荷物を肩にかけた。優しさに包まれて今日も僕は自転車で坂道を登る。

〇中2 南房総市立三芳中学校 粕谷 美和
鮮やかな赤い花が今年も咲いた。四年前に亡くなった祖父が「大きなぁれ」と育てた花。まだ、元気に元気に咲いている。そんな花に勇気をもらう。笑顔ももらう。祖父とのたくさんの思い出がいっぱい、いっぱいよみがえる。

〇中3 南房総市立嶺南中学校 鎌田 麻依子
ふと、今日の幸せを考える。悔しい事や嫌な思いをした日は「全然良い日じゃなかった」と胸にチクリと針が刺す。でも思い返せば一日は小さな幸せの積み重ねだと気付く。明日も大丈夫。見えない幸せに、ありがとう。

〇一般 木更津市 本村 由紀代
何か嫌なことがあると「あの頃に戻れたら。」と今まで思っていた。でもあの頃には戻れなくて、あの頃があったから今があるとこの歳でようやく思える様に。何があっても今の自分が好き!と思える様になった自分にありがとう。

佳作

〇小1 南房総市立富浦小学校 鈴木 壱知
よく散歩に連れて行ってくれたおばあちゃん。私が転ばないように手をつないでくれた。でも今は、腰が曲がってしまってうまく歩けない。今度は私が連れて行ってあげるね。手をつないで、行こうね。

〇小1 南房総市立千倉小学校 芳賀 菜々佳
ピアノのかせ先生。すてきな洋服を着て、上手にピアノを弾く。私もそうなりたいな。ピアノを弾くとわくわくする。だからのりのりで練習しちゃう。発表会も楽しみ。かせ先生とがんばろう。

〇小1 南房総市立千倉小学校 龍崎 葵依
私は、いつも、お兄ちゃんと、バス停まで歩いて行っています。おうちの窓から近所のおばあちゃんが、大きく手を毎日ふってくれます。うれしいです。「いってきます。」これからも心をこめて挨拶をします。

〇小2 南房総市立富山小学校 池貝 遥香
園長先生、宿題をやらなくてごめんなさい。どんなときでも宿題を教えてくれてうれしいよ。わからなくても、もうあきらめないよ。一人でもがんばれるようにするからね。見ていてね。

〇小2 南房総市立三芳小学校 池田 音杏
お母さん、学童のお迎え、いつもありがとう。お仕事が大変なのに、毎日お迎えに来てくれるね。お腹が痛い時も来てくれたね。我慢しているのわかったよ。お母さんが来るのが、いつも待ち遠しいんだよ。

〇小2 南房総市立三芳小学校 野村 茉矢
学校から帰ると、いつも宿題を見てくれるお母さん。私が答えを間違えると、「ここの答えが違うよ。」とゆっくり教えてくれる。お母さんの言うことを聞かずに、おこっちゃってごめんね。本当は助かってるんだよ。

〇小3 南房総市立富浦小学校 酒井 稔生
カレーより、カレーうどんの方が好き。どちらもお母さんが作る同じ味。お母さんが夜勤の日は、カレー。次の日は、残ったカレーを使ってカレーうどんを作ってくれる。家族がそろって食べるカレーうどんが、僕は好き。

〇小3 南房総市立三芳小学校 川崎 文愛
いつも男の子に間違えられる。嫌だから、「私女の子だよ。」ってアピールする。学校の先生や友だちは笑って「みんな、わかっているよ。かわいい女の子だよね。」と、安心させてくれる。三芳小が大好きだよ。

〇小3 南房総市立嶺南小学校 佐粧 日菜乃
あれ。いない。どこ。帰ると犬のきなこがいない。名前を呼びながら、涙が出てきた。さみしくないか。けがをしていないか。見つかった。事故で左足が動かない。でも、生きていただけで本当によかった。もう、何があっても一緒だよ。

〇小4 南房総市立富浦小学校 岩田 彩楽
私の自転車、いとこからのおさがり。普段友達と遊ぶ時に大活躍だ。いとこのおばあちゃんから最後のプレゼント。思い出がつまった大切な自転車を私が引きついでる。いつかこの自転車で色んな所を冒険をしてみたい。

〇小4 南房総市立千倉小学校 吉田 寧々
今年も届いた真っ赤なトマト。おじいちゃんの自信作。でも、大雨で半分以上流された。だから、残ったトマトを大切に育てた。甘酸っぱいトマトを食べるたびに、おじいちゃんのがんばっている姿が浮かぶよ。

〇小4 南房総市立嶺南小学校 斎藤 誠一郎
「よしよし。」と、僕を抱きしめるひいおばあちゃん。つらい時も負けた時も、いつもいつも抱きしめてくれた。小さい時は、おんぶをしてもらって一緒に散歩に行っていたと聞いた。ひいおばあちゃんの温かい手大好きだよ。

〇小5 南房総市立富山小学校 醍醐 輝
パラリンピック、僕に希望や勇気をくれたから、何でも挑戦する気持ちに気付くことが出来た。自分がやった訳ではないのに、なぜかとてもうれしかった。僕の十一歳の誕生日に、素敵なプレゼントをもらった気がした。

〇小5 南房総市立富浦小学校 伊藤 蘭
「あっ」ミスをしてしまった。僕はいつも、あせってパスミスをしてしまう。「らん、ドンマイ。」「ミスすんな。」あたたかい仲間の声。「よし、次は絶対にミスをしないぞ。」と、僕はまたボールを取り返しに走って行く。

〇小5 南房総市立嶺南小学校 吉野 和明
僕の大切な自転車。一こぎすればグッと進む。今まで行けなかった所まで、楽々行ける。そんな自転車が大好きだ。どんなに疲れていても、落ち込んでいても、自転車は変わらず進む。これからもいろんな所に行こうね。これからもよろしく。

〇小6 南房総市立富浦小学校 柿澤 てっせい
「いただきます。」この一言から始まった。今日の夕食は、お魚だ。だが、「大漁」という詩を読んで、この魚も、もとは生きていて、その小さな命をとって、食べていることを知った。この日から、「いただきます。」が変わった。

〇小6 南房総市立富浦小学校 鈴木 貴文
我が家の家庭菜園。きゅうり、ピーマン、なすがぐんぐん育っている。お母さんが、「大きくなあれ。貴も大きくなあれ!」と毎日大切に育てている。ぼくは、野菜が大の苦手。でも、ピーマン食べてみようかな。

〇小6 南房総市立三芳小学校 渡辺 結月
「いってらっしゃい。」出かける時に、いつも家族がかけてくれる言葉。学校でテストがあって不安な日、習い事がうまくいくか心配な時、その言葉を聞くと、とても元気が出る。私にとっての、魔法の言葉。私も、大きな声で「いってきます。」

〇中1 南房総市立富山中学校 安田 百花
部活が始まって約半年。私は走るのが嫌いだ。でも、一生懸命走れるようになってきた。それも、白い靴のおかげだ。その靴はもう、買った時とは全く別人のように汚れてしまっている。これも、部活をがんばっている証かな。

〇中1 南房総市立千倉中学校 川名 希
どこかに出かけたい。ずっとそう思っていた。コロナが流行し、遠くへは行けない。ずっとマスク。あたり前だと思っていた日常は、決してあたり前ではなかったのだ。だから、日々の生活を大事に、一日一日を大切に生きる。

〇中1 南房総市立嶺南中学校 平嶋 裕希
陸上を始めて半年。練習が大変で辞めたいと思った事もあった。そんな時に励ましてくれたのが先輩だ。練習の時も大会の時も「お疲れ。」「速かったよ。」と声をかけてくれた。これからもあなたの背中を追いかけ続ける。

〇中2 南房総市立千倉中学校 石井 七星
たくさんの世界に連れて行ってくれる本。冒険家や、両親を亡くした少年、差別に立ち向かう人々。本は私の知らない景色をたくさん見せてくれる。私はページをめくる。次はどんな世界に連れて行ってくれるのだろう。

〇中2 南房総市立千倉中学校 宮﨑 悠輔
毎晩響く足音。洗濯するために、母が何往復も歩いている。部活で汚れたユニフォームを「今日も汚れたね。」と言いながら、きれいにしてくれる。仕事から帰って疲れているはずなのに文句一つ言わずに洗ってくれる。母には感謝の思いしかない。

〇中2 南房総市立嶺南中学校 石堂 結愛
「おかえり。」祖母は私が家に帰ると毎日欠かさず言ってくれる。祖母の声は優しくて温かい。その声を聞くと、宿題や少し気が乗らないこともがんばろうと思える。明日も明後日もいつまでも祖母の「おかえり。」を聞きたい。

〇中3 南房総市立富山中学校 関口 敢太
「ファイト」後ろを振り返れば仲間がいた。手の震えも止まった。コートに立つのは、一人だ。だが皆の声援を聞くと、戦っているのは自分一人ではないと思える。これからは、僕が仲間に「ファイト」と、伝えたい。

〇中3 南房総市立三芳中学校 髙橋 悠月
十一年間、お昼ご飯で食べた給食。毎日献立表を見て、今日は何が出るのか楽しみだった。一番好きな献立は、イカのレモン煮だ。一緒に出る納豆和えとの組合わせも最高だ。高校からはお弁当になる。給食センターの方々に、有難うと伝えたい。

〇中3 南房総市立嶺南中学校 金木 美梨
一緒に勉強をする、一緒に遊ぶ、そんな時いつもそばにいるのは大好きな友達だ。楽しい時は一緒に笑ってくれる。悲しい時は一緒に泣いてくれる。さようならって言った時はいつも寂しい。私はそんな友達が大好きだ。

〇一般 南房総市 小宮 芳子
無信号の横断歩道を渡ろうと立っていると、意外にも大型トラックの運転手さんはすぐに停まってくれることが多い。これにはビックリ!と言っては失礼か。いつも心の中で有難うございます。と言っている。

〇一般 岐阜県郡上市 石田 賢吾
君の五十八歳の最後の日に出会ったね。当時の私は五十三歳。ふたりとも独りで生きるんだと意地を張っていた。そんな私達が今は夫婦。君の美味しい料理と楽しいズッコケぶりに笑ってばかり。毎日が幸せだ。ありがとう。

〇一般 岐阜県関市 早矢仕 有美
ありがとう。その言葉がうれしくてその顔がうれしくて辛い時も悲しい時も頑張れる。たくさん病気をして手術もしたけど、今元気に過ごしてる君にお母さんから精一杯の言葉をあなたにプレゼントします。産まれてくれてありがとう。
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