災害時のペット同行避難について
- 初版公開日:[2022年08月23日]
- 更新日:[2022年8月23日]
- ID:17298
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災害時のペット同行避難について
災害が発生したときは、まずは自分自身の安全を第一に、自分とペットの安全を確保しましょう。
突然のことでペットもパニックになり、いつもと違う行動をとることもあるので、ペットを落ち着かせ、逸走やケガに気を付けて、リードを付け、ケージや専用ケースに入れるなどして、ペットと一緒に同行避難しましょう。南房総市の広域避難所では、ペットを連れて同行避難できます。
※飼い主がペットを同行して避難場所まで避難することを「同行避難」といいます。居住スペースへのペットの持ち込みは、動物やアレルギーのある人もいるため、身体障害者補助犬を除き原則禁止しています。ケージや専用ケースに入ったペットは室内の専用スペースを用意していますが、ケージ等に入らないペットは屋外等の雨風をしのげる場所に係留することとなります。
ペットのための防災用品は飼い主が準備しましょう
避難所にはペット用のフードや水、薬やゲージの用意はありません。ペットの防災用品は飼い主が準備しておきましょう。
主な防災用品
・「薬」や「療法食」
・「フード」と「水」(最低5日分、できれば7日分以上)
・ケージ、キャリーバッグ首輪、リード(予備の分も用意しておきましょう)
・目隠しのための布(ペットのストレス軽減のためケージを覆う)
・食器、ガムテープ(あると便利)
・ペットの写真やワクチンの接種状況、健康状態のわかる記録
・ペットシーツ
・排せつ物の処理用具(ビニール袋など)
・トイレ用品(シート、猫砂、新聞紙等)
・おもちゃやタオル、ブラシなど
日ごろからのしつけについて
避難所での生活において、トラブルをできるだけ少なくするためには、ケージやキャリーバッグに慣らしておく、むやみに吠えないなどの「普段からのしつけ」が大切です。また、予防接種など健康管理もしっかり行いましょう。
避難の仕方はさまざまあり、ペットを連れた避難生活が長期化する場合などは、あらかじめ頼んでいた親戚や知人に預けたりするという選択肢もあります。平時からペットの一時預け先を探しておくことが望ましいです。
迷子になったときのために身元表示は大切です
突然の災害で、ペットとはぐれてしまう場合があります。迷子にならないための対策が必要です。
犬は首輪に鑑札や狂犬病予防注射済票、迷子札をつけて、猫にも迷子札を普段から着けましょう。また、脱落の可能性が低く、確実な身分証明となる方法として、マイクロチップを装着する方法もあります。