【千葉県の伝統的工芸品】房州うちわ
- 初版公開日:[2022年02月09日]
- 更新日:[2024年12月25日]
- ID:1419
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房州うちわとは

房州うちわは、房州(南房総市・館山市)で受け継がれてきた伝統的なうちわで、平成15年には千葉県で初めて国の伝統的工芸品に指定されました。香川県の「丸亀うちわ」、京都府の「京うちわ」と共に「日本三大うちわ」とも呼ばれています。
詳しくは、房州うちわ振興協議会ホームページ「房州うちわの歴史」(別ウインドウで開く)をご覧ください。

房州うちわの特徴


材料は房州産の良質な女竹(めだけ)
温暖な房州で育つ女竹(めだけ)は、節の間が広く、軽量でありながら丈夫かつしなやかな特性を持っています。そのため、うちわ作りに最適な材料とされています。

竹の丸みを生かして作られた「丸柄」(まるえ)
丸い柄は手にしっかりフィットし、とても握りやすいため、風を効率的に送ることができます。

格子模様の美しい「窓」(まど)
細かく割いた竹を隙間が均等になるように丁寧に一本ずつ編んだ後、真竹で作られた「弓」(ゆみ)を取り付けることで、美しい半円が完成します。

房州うちわ振興協議会

房州うちわ振興協議会は、房州うちわ産業の振興と伝統技術の継承を目的として、地域の事業者と南房総市・館山市で組織している団体です。平成14年9月に設立されました。
当協議会では、伝統的工芸品催事への出展や後継者育成事業、小中学生を対象とした体験事業等を実施するほか、房州うちわの普及啓発のためにさまざまな情報を発信しています。
詳しくは、房州うちわ振興協議会ホームページ「About us」(別ウインドウで開く)をご覧ください。

房州うちわに関するお問い合わせ(体験・取材・写真提供)
- 団体での房州うちわ製作体験について
- 房州うちわや職人の活動に関する取材について
- 写真の提供および使用許可について
お問い合わせは、房州うちわ振興協議会事務局お問い合わせフォーム(別ウインドウで開く)で受付しています。