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あしあと

    地震による電気火災の回避

    • 初版公開日:[2024年05月17日]
    • 更新日:[2024年5月17日]
    • ID:20683

     地震災害忘れぬうちにやって来る昨今、地震による電気火災の回避の提案です。

     自然災害は無情です。歴史は必ず繰り返しそれに備えねばなりません。私は電気工事業営み約半世紀、プロからの伝言です。

     電気と言うエネルギーは、現代人にとり身近過ぎて空気の様な存在で、そこに大きな落とし穴が有る事を知らず暮らしているのです。どこの家庭にも有る分電盤は、そこに漏電遮断器が必ず有り、テストボタン押して我が家の漏電遮断器の良否の判断する方は皆無なのです。感震ブレーカーはご存じのとおり、通電火災の抑止に効果有り、それには漏電遮断器が正常な事が絶対条件なのです。

     去る4月24日、私の質問に正式な回答が電機工業会の担当部署より有り、漏電遮断器の寿命は13年と定めるとの事でした。国民は寿命の有る事さえ知らされず、電気の知識ある方が大勢いる中で誰一人手を上げず困った世の中です。通電火災に有効とされる感震ブレーカーを確実に作動し効果を発揮するための漏電遮断器の実状がご覧の有り様なのです。

     漏電遮断器の役目を覚えてください。普段は電気を通過する装置で、いざという時電気を切り離す装置にわかれ、プロでもボタン押さない限り判定できないのです。

     分電盤製造メーカー各社に私から先の実状伝え、国民に分かりやすく表記する事や寿命の有る事の指摘に各社とも重く受け止めております。

     庶民に明かりが灯って約100年、便利な家電品に出会えて僅か50年、首都直下型地震や南海トラフ巨大地震が囁かれるなか現代に生きる人たちは電気に正しく向き合う事を自然が教えているのです。

     能登半島でも苦悩の連続です。房総に置かれても水の問題でも他人事ではないはずです。

     この提案を仕事の合間を見ての送信、東京都や中京地区や関西地区への送信する中、感謝のメッセージの内容は共通する物が有ります。身近過ぎて足元見失うほど電気の依存度は高く皆さん気が付かれたようです。

     地震を止める事はできません。電気火災から命や財産守る最低限のお知らせ防災啓蒙活動の一助に成ればの思いでお伝えしています。

    回答

     御意見のとおり電気が身近な存在ゆえの弊害、問題と感じております。今回の御意見を参考に、市民への防災情報として、地震による電気火災の対策としての感震ブレーカー設置だけではなく、漏電遮断器の動作確認の重要性と定期的な動作確認の必要性を広報紙やホームページを活用し周知してまいりたいと思っております。

     この度は、貴重なご意見をありがとうございました。

    (問い合わせ先:市民生活部消防防災課 電話:0470-33-1052)