ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

スマートフォン表示用の情報をスキップ

あしあと

    食中毒予防のポイント

    • [2019年7月1日]
    • ID:974

    食中毒の発生しやすい季節となりました。食中毒は、集団発生すると大きなニュースになるため,一般に「飲食店や学校・病院での食事、仕出し弁当」などが原因で起こるものと思われがちです。ところが、実際にはかなり多くの食中毒が、一般家庭で起こっています。ときには命にも関わる食中毒は、何よりも家庭での予防が大切です。正しい知識を身につけ、食中毒を予防しましょう。

    中毒を予防する3つの原則

    1. 菌をつけない
      洗う(食品や手、調理器具はしっかり洗う)、包む(食品は包んで保存する)
    2. 菌を増やさない
      温度管理(室温に放置せず冷蔵庫に保存する)、早く食べる(作った料理は早めに食べる)
    3. 菌を消滅させる
      加熱(食品内部まで十分に加熱する)、調理器具(定期的に消毒する)

    食中毒を予防するのに一番簡単で大切な手洗い

    正しい手洗い方法を身につけ、どんな時に手を洗ったらいいかを気をつけてみましょう。

    1. 水で手をぬらし、せっけんをつける。
    2. 指、腕を丁寧にもみ洗いします。特に指の間・指先をよく洗います。爪の間もブラシを使って洗います。蛇口全体も洗います。
    3. せっけんをよく洗い流します。
    4. よく水洗いします。
    5. 清潔なタオルやペーパータオルで手をふきます。

    食中毒菌の性質

    食中毒を予防するためには、食中毒菌・ウイルスの性質を知っておく必要もあります。

    • 暖かく、水分と栄養分のある環境であると活発に増殖する。
    • 冷凍では死なない。
    • ほとんどの菌・ウイルスは、加熱に弱い。
    • 増殖するときに毒を出すものがあり、その毒は加熱しても消えない。
    • 食品が菌に汚染されても味やにおいに変化はない。

    調理を行う場合、次のような時に手を洗いましょう

    • 調理を始める前
    • 生の肉や魚、卵など細菌の汚染源となるおそれのあるものを取り扱う前後
    • 調理の途中で、トイレに行ったり、鼻をかんだりした後やおむつを交換したり、動物に触れた後、髪や顔など体を触った後
    • 食卓につく前
    • 残った食品を扱う前