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あしあと

    油断大敵ノロウィルス!

    • [2019年4月1日]
    • ID:950

    ノロウイルスによる食中毒は、1年間の発生件数の内約76%が12月から3月の冬場に集中しており、特に12月と1月の2か月間で半数近くを占めています。
    また、冬場に流行する風邪やインフルエンザと初期の症状がよく似ているため、食中毒と気がついた時には感染が広がってしまいます。人から人にうつるノロウィルスは、大規模な集団感染を引き起こすこともあります。ノロウィルスの正しい知識を身につけ、感染を防ぎましょう。

    原因

    過去の調査結果によると、食中毒事例のうちでも約7割では原因食品が特定できていません。そのほかの原因としてはノロウイルスに汚染された二枚貝があります。感染者の便に含まれるノロウィルスが下水から二枚貝の生息域に紛れ込み、プランクトンと共に吸い込まれて貝の中で濃縮されるためと考えられています。加熱不足のまま食べると感染してしまいます。

    感染経路

    ウイルスに汚染された飲食物を口にすることや、感染者の便やおう吐物を介して感染することがあります。

     

    主な症状

    主症状は急性の胃腸炎です。食べてから24時間から48時間で発症し、吐き気やおう吐、腹痛、下痢、軽い発熱などが1日から2日続きます。発熱や頭痛、上気道炎など風邪に似た症状の場合もあります。
    症状がなくなっても、通常では1週間程度、長い時には1か月程度ウイルスの排泄が続くことがあります。

    予防法~手洗い・加熱・消毒~ 

    ノロウイルスが感染・増殖する部位は小腸と考えられています。二次感染を防ぐには、清潔を保つことと食品を十分に加熱することが基本です。わずかなウイルスの付着で感染するので、特に抵抗力の弱い子どもや高齢者は、注意しましょう。

    1. きっちり手洗い:ウイルスを洗い流すため、調理の前後、食事の前、トイレやおむつ交換、ペットを触った後などは、必ず石鹸と流水で十分に手を洗いましょう。
    2. しっかり加熱:ノロウイルスの汚染のおそれの二枚貝などの食品の場合は、中心部が85~90℃で90秒以上の加熱が望まれます。
    3. 衛生管理:調理器具などは洗剤などを使用し十分に洗浄した後、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)に浸すように拭くことでウイルスを失活化できます。また、まな板・包丁・へら・食器・ふきん・タオルなどは熱湯(85℃以上)で1分以上の加熱が有効です。
    4. 汚物処理:床などに飛び散った患者のおう吐物や便を処理する時は、マスクとプラスチック手袋を着用し、汚物中のウイルスが飛び散らないようにペーパータオルなどで静かに拭き取ります。拭き取った後は、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)に浸すように床を拭き取り、その後水拭きをします。