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忽戸(こっと)の三番叟(さんばそう)

[2015年9月16日]

忽戸(こっと)の三番叟(さんばそう)

昔むかし、房州一帯が大きな旱魃(かんばつ)に見舞われました。野も山も草木は枯れ、地面は割れて一滴の水も見られませんでした。すべてが餓死(がし)寸前の状態になったのです。
「このままでは、村中が恐ろしいことになるぞ」と忽戸の村役人たちは相談をして、村の氏神・春日明神(今の荒磯魚見根神社)の本社である、奈良の春日大明神に雨乞いのお願いに行きました。
春日大明神では能の舞を伝授され、「この舞は、三番叟という春日大明神の舞である。これを神前に奉納すれば3日以内に雨が降る」と神のお告げを受けました。
村役人たちは教えられた三番叟を急ぎ持ち帰り、早速、氏神に奉納しました。すると、一天にわかにかき曇り、雨が滝のように降り出したのです。野にも山にも水がとうとうと流れて、緑がよみがえりました。そして農産物は豊作になりました。
それ以来、忽戸の村人たちは、この三番叟を有難い神の舞としてあがめ、毎年旧暦6月15日を祭日として氏神に奉納することにしたのです。
※この舞は県指定無形民俗文化財になっています。

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