ヒアリについて
- [2017年8月1日]
- ID:10223

特定外来生物「ヒアリ」について
「ヒアリ」は,体長が2.5ミリメートルから6ミリメートルで体色が赤茶色、腹部は濃い黒赤色のアリで,刺されると火傷のような激しい痛みが生じます。中南米原産ですが、現在米国やオーストラリア、台湾、中国など環太平洋諸国に分布が拡大しています。日本では、まだ定着は見られませんが、東京、名古屋、大阪、神戸等の港湾に陸揚げされたコンテナなどから発見されています。

千葉県内でヒアリは確認されておりません
現在までのところ、千葉県内、南房総市内で「ヒアリ」は確認されておりません。

ヒアリと思われる生物を見つけたら
ヒアリを触ったり掴んだりすると毒針で刺してきますので、絶対に直接素手で触らないようにしてください。
ヒアリ(と疑われるアリ)は、市販の殺虫剤または熱湯をかけることで駆除できます。
ヒアリかどうかの確認は専門機関に依頼する必要があります。殺虫剤等で殺処分したあと、
- 体と腹部の色が赤茶色(暗赤色)
- 胸と腹の間に二つのコブ(フタフシ)らしいものがある
1と2が確認できましたら箸・ピンセット等で数匹採取し、ビニール袋かペットボトルに入れて市役所にお持ちください。
殺処分・採取する際の注意
- 在来種(普通のアリ)ではありませんか?在来種駆除はヒアリ繁殖につながります。
- ヒアリは殺処分しても毒針が残っている可能性があります。絶対に素手で触らないこと。
- ヒアリ等、特定外来生物は生きたままの移動が禁じられています。(外来生物法)

ヒアリに刺されたら
万が一、ヒアリに刺された場合は、20分から30分は安静にして、体調に変化がないか様子を見てください。
まれに、アレルギー反応(アナフィラキシーショック)を起こすことがあります。
激しい痛みが出たり、寒気がする、呼吸が苦しい、めまいがするなど、容態が変化したときは、早急に医療機関にて受診し、ヒアリに刺された可能性があることを医師に告げて治療を受けてください。