位置・地勢
- 初版公開日:[2021年04月01日]
- 更新日:[2021年4月1日]
- ID:1219
面積
229.55平方キロメートル(令和4年1月1日時点)
総人口
35,287人 (男16,952人 女18,335人)
資料:令和5年4月1日現在 住民基本台帳(別ウインドウで開く)
世帯数
17,008世帯
資料:令和5年4月1日現在 住民基本台帳(別ウインドウで開く)
市の概要
南房総市は、平成18年3月20日に安房郡富浦町、富山町、三芳村、白浜町、千倉町、丸山町、和田町の6町1村が、その区域をもって合併しました。
本市は、房総半島の南端に位置し、北側には県下最高峰の愛宕山(408メートル)をはじめ、富山(349メートル)など300メートル以上の山が連なっています。西側には東京湾、東側及び南側には太平洋と3方を海に囲まれ、その海岸線は、南房総国定公園に指定されています。
また、首都東京から100キロメートル圏に位置し、東京から約70分、横浜から約70分、成田空港から約80分の時間距離にあります。
平成9年に開通した東京湾アクアライン、平成16年に開通した一般国道127号富津館山道路に続き、東関東自動車道館山線が平成19年7月4日には全線開通となりました。東京圏から南房総がより身近になり半島性の解消が期待できます。
気候は、沖合を流れる暖流の影響により冬は暖かく夏は涼しい海洋性の温暖な気候で、一部無霜地域を有しています。四季折々に咲き乱れる花々などの豊かな自然資源と、古代から近代に至る遺跡や社寺などの歴史的資源を有しています。
市の位置
市役所の所在地
〒299-2492
千葉県南房総市富浦町青木28番地
第1次産業
農業
温暖な気候を生かした野菜や果実、花卉などの園芸が盛んであり、収益性の高いびわ、みかんなどの果実、花卉の産地となっています。また、我が国の酪農発祥の地(別ウインドウで開く)でもあり、酪農の盛んな地域が多くみられます。
農家個数は、全般的に減少しており、1戸あたり耕地面積は、県平均と比べ小さく、粗生産額も低めとなっていることから、構成比率は高いものの、経営規模は相対的に小規模といえます。
漁業
回遊性の魚類のほか、低棲性の魚類、各種貝類、海藻類等の資源に恵まれているために魚種も多種多様にわたり、県下水産業の中心的地域として、さば、さんま、まき網、曳縄、いか釣りなどの漁船漁業に加え、定置、採海藻や各種養殖業が広く含まれています。
漁業経営体数は、近年大きく減少しています。漁業組合の数は、現在2組合となっています。
- 白浜・千倉地区では、アワビなどを素潜りで採る海女漁が古くから盛んです。
- 和田地区には、全国で4箇所、関東唯一の捕鯨基地があり、年間26頭のツチクジラを捕獲しています。
第2次産業
事業所数は約100事業所あり、このうち約5割を千倉地区が占めています。小規模の事業所が多く、1事業所当たりの出荷額は、いずれも県平均を下回っています。
第3次産業
商業
商店数は、約399店舗。年間商品販売額は、2,101,900(万円)です。
資料:千葉県統計年鑑
観光交流
年間入込観光客数は、平成21年の5,784千人をピークに減少しており、平成30年は5,026千人でした。
都市住民と農業者・農村とのふれあいを目的とし、展示・販売機能や公園などを備えた都市農村施設、直売所、観光農業施設が多く整備されており、それらは、産業と文化振興、観光の拠点となっています。
道の駅(市内に8つの道の駅)
一つの市の中にある道の駅の数としては、岐阜県の高山市と並んで日本一です。
- 富楽里とみやま(富山地区)
- とみうら 枇杷倶楽部(富浦地区)
- おおつの里 花倶楽部(富浦地区)
- 「三芳村」鄙の里(三芳地区)
- 白浜野島崎(白浜地区)
- ちくら潮風王国(千倉地区)
- ローズマリー公園(丸山地区)
- 和田浦WA・O!(和田地区)
鉄道
JR東日本 内房線
岩井駅-富浦駅-(館山市内3駅)-千倉駅-千歳駅-南三原駅-和田浦駅