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花作りの先駆者

[2015年9月16日]

和田の花畑

南房総市和田町で、いかにして花作りが始まったかと言えば、ある人物のおかげです。
その人の名は、間宮七郎平と言います。七郎平は、明治26年、現在の和田町花園に生まれました。当時、このあたりは貧しく、冬場は男が出稼ぎに行くのが普通でした。
勉学の好きだった七郎平は、24歳の時、薬剤師になる勉強に取り組み、薬草の研究や栽培をしているうちに、観賞用の花の需要があることに気付いたのです。
そして、七郎平は大正9年から花園で花作りを始めました。
農家の人たちには、「花が生活の糧になるか」と笑われましたが、それでも七郎平は、自分を理解し、支えてくれた妻の死の悲しみも乗り越え、熱心に花作りを続けました。
やがて、七郎平の熱心さは、農業を営む多くの人たちの心を動かして、花作りが広まり、大正12年には、和田地区に花組合ができました。
初代の組合長になった七郎平は、花の共同出荷を始めるなど、南房総の花組合のために尽力しました。

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