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あしあと

    大凧(おおだこ)の飛来

    • [2015年9月16日]
    • ID:4239
    飛来した凧のミニチュア版。有玉誠有会から町に寄贈されたもの。

    平成6年5月5日の夜、白浜町にどこから飛来したのか大凧が舞い降り、町中の人を驚かせました。
    その大凧は、国道沿いに立つ電柱に引っかかって揺れ動き、パタパタ音を立てていたため、町役場も警察も放置しておけず、大騒ぎで大凧を電柱から取り除けると、町の拾得物として保管し、凧揚げ大会を開催している近県の自治体に問い合わせましたが、何(いず)れも心当たりがないという返事だったのです。
    しかし、時が経つと凧の図柄から、静岡県浜松市の凧揚げ合戦に参加した浜松有玉誠有会の凧であることがわかり、浜松の祭り関係者が引き取って行きましたが、この出来事は浜松でも大評判となり、浜松市まつり会館に、そのいきさつが「びっくり新記録」として掲示されました。
    「平成6年5月5日浜松まつり最高潮の午後2時20分頃、惜しくも合戦に敗れた凧は、折からの西風に乗り、遠州灘、駿河湾をひと飛び伊豆の山を越え相模湾も横断、房総半島の南端白浜へ不時着。過去、天竜川や御前崎まで飛んだ例はあるが、これらの記録を一気に塗り替えた」。