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ホンダ草の謂(いわ)れ

[2015年9月16日]

ホンダ草と呼ばれている草(ヒメジョオン)

白浜町の東・西横渚の境の道を山の方へ向かって行くと、真門(まーど)と呼ばれる所があり、ちょうど両側の山が切り割りになり、門のようになっています。
その切り割りを抜けると、盆地のような平地になっていますが、そこは今から百四十年以上も前に、安房から上総の天羽方面までの広い領地を治めた長尾藩主の本多正訥(ほんだまさもり)様が、わずか一年半ほどですが、住んでいた屋敷の跡です。
本多様は、もともと駿河国の田中藩主でしたが、明治元年(一八六八)七月、国替えによって安房国に移り、白浜の長尾の大原台(おおはらだい)に陣屋(軍勢が宿営する所)を構えたのです。ところが明治二年(一八六九)八月、猛烈な台風に見舞われて建物のほとんどが倒壊したため、本多様は長尾の陣屋を諦め、今の館山市八幡へ陣屋を移してしまいました。すると不思議なことに本多様がいなくなった屋敷跡に、今まで誰も見たことがない、高い背丈の草が生え、タンポポのような形の白い花がたくさん咲いたのです。それを見た地元の川下(かわしも)集落の人たちは、その草をホンダ草と呼ぶようになりました。

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