多様な性への理解と尊重について
- 初版公開日:[2024年09月04日]
- 更新日:[2024年9月4日]
- ID:20967
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性的指向・ジェンダーアイデンティティ理解増進
令和5年6月23日に「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」が施行されました。
これは、全ての国民が、その性的指向またはジェンダーアイデンティティにかかわらず、等しく基本的人権を享有するかけがえのない個人として尊重されるものであるとの基本理念に基づいて、性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に寛容な社会の実現に資することを目的に、いわゆる理念法として制定された法律です。
国、地方公共団体及び事業主等は知識の普及や相談体制の整備等について努めることとされています。
性の在り方
性的指向
恋愛感情または性的感情がどの性別に向いているか。「好きになる性」ということもあり、異性愛や同性愛、両性愛など、さまざまな形があります。
性自認(ジェンダーアイデンティティ)
自分の性別をどう認識しているか。男性/女性という認識だけでなく、中間、どちらでもないなど、その在り方は多様です。
多様な性(LGBTQ)について
近年、「LGBTQ」「性的マイノリティ(少数者)」という言葉を良く見聞きするようになりました。
市が令和5年3月に実施した「市民意識調査」においても、回答者の74.2%が「LGBT(性的少数者の総称)」という言葉を知っているという結果が出ました。
LGBTQといわれる方々は、周囲の理解不足や偏見などにより、社会の中でさまざまな困難に直面しております。性は多様であり、個人の尊厳にかかわる大切な問題です。
こうしたことから、市では、誰もが個人として尊重され、それぞれの能力と個性を十分に発揮し、安心して充実した生活を送れることができるよう、LGBTQに関する正しい情報の提供を行っていくとともに、理解の啓発に努めます。
LGBTQとは
LGBTQとは性的マイノリティを表す総称のひとつです。
L レズビアン(性自認が女性で女性を好きになる人)
G ゲイ(性自認が男性で男性を好きになる人)
B バイセクシュアル(男性も女性も両方好きになる人)
T トランスジェンダー(生まれた時に割り当てられた性別と、性自認が異なる人)
Q クエスチョニング(セクシュアリティを決めらない、分からない、決めないなどの人)
上記以外にもさまざまな「性の在り方」があります。
市の取組み
● 性別記載欄の廃止
性的少数者の方々の中には、性別記載欄が男女の二択であった場合、性自認と異なる性を選択することへの抵抗感や、戸籍上の性と外見上の性が異なるために、手続の際に再確認されることに、精神的な苦痛を感じる方がいます。
そこで、性別に関わりなく自分らしい生き方ができる社会の実現に向けた取り組みの一環として、不要な性別記載欄は廃止します。
相談窓口
人権相談
千葉県LGBTQ相談
千葉県では、性的指向や性自認などに関する不安や悩みについて、ご本人やご家族、ご友人などから相談員がお話を伺う相談窓口を設置しています。
厚生労働省千葉労働局総合労働相談コーナー
性的指向及びジェンダーアイデンティティに関連する労働問題等を含むあらゆる労働問題についての相談コーナーです。
よりそいホットライン(セクシュアルマイノリティ専門ライン)
(一般社団法人)社会的包摂サポートセンターが実施している24時間フリーダイヤルの相談窓口です。