全国に先駆けて!衛星安否確認サービスの実証実験
- [2021年2月24日]
- ID:14343

衛星通信端末やスマートフォンアプリを利用した、安否情報の収集や避難情報の配信
2月19日(金曜日)に、全国に先駆けて南房総市と内閣府職員やシステム開発業者による衛星安否確認サービスQ-ANPI(別ウインドウで開く)の訓練が行われ、市職員が避難所管理者や避難者役となり、衛星通信端末やスマートフォンアプリを利用した、安否情報の収集や避難情報の配信を行いました。
内閣府宇宙開発戦略推進事務局が開発している、準天頂衛星通信とスマートフォンを利用した衛星安否確認サービスQ-ANPIは、大規模災害や台風で携帯電話網や地上回線網が利用できなくなった場合でも、避難所にいる方々の安否情報の収集を衛星通信により可能とするものであり、さらにスマートフォンのアプリと連携させることにより、リレー形式で情報が収集できるような仕組みも併せて開発しています。
内閣府は令和2年度から公募により募集した全国24自治体による実証事業を行い、県内では成田市と南房総市が選ばれ通信端末の提供を受けるこになりました。
令和8年度までが実証事業期間となっており、市は貸与された9台の機器により、今後も地域の防災拠点や自主防災組織として協力する大井区との訓練等により得た情報や評価を内閣府へ報告し、新たな活用領域の調査に協力していくことになっています。
訓練前に入念な打ち合わせ
テレビ局も取材に入る
衛星を経由した情報収集
スマートフォンを利用した情報収集
車へ避難した人を想定した訓練