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    ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎にご注意ください

    • 初版公開日:[2019年12月01日]
    • 更新日:[2019年12月1日]
    • ID:12896

    感染性胃腸炎(特にノロウイルスについて)

    感染性胃腸炎とは

     感染性胃腸炎は、細菌、ウイルスなどによる下痢・おう吐等の胃腸炎症状を起こす感染症の総称です。

     ウイルス感染による胃腸炎が多く、毎年秋から冬にかけて流行します。


    原因と感染経路

     原因となる病原体にはノロウイルス、ロタウイルスなどのウイルスのほか、細菌や寄生虫もあります。

     感染経路はウイルスに汚染された飲食物を口にすることや、感染者の便やおう吐物を介して感染することがあります。

    症状

     病原体により異なりますが、潜伏期間は1~3日程度です。ノロウイルスに感染すると、概ね1~2日の潜伏期間の後、下痢やおう吐、発熱などの症状が出現します。

     通常は1~2日で回復しますが、抵抗力が弱い乳幼児や高齢者では、重症化することがあります。また、吐物を誤って気管に詰まらせることもあるため注意が必要です。


    治療

     特別な治療法はなく、症状に応じた対症療法が行われます。

     おう吐や下痢などが続くときは、脱水症状にならないように水分補給が大切です。重症になりやすい子どもや高齢者の場合、ぐったりする、唇が乾燥するなどの症状が現れることもあります。このような場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。特に高齢者は、誤嚥(おう吐物が気管に入る)により肺炎を起こすことがあるため、体調の変化に注意しましょう。

    感染予防対策

     有効な感染予防策は手洗いです。また、普段から十分な睡眠や栄養をとり、体調を整えておくことも大切です。

    1. きっちり手洗い:調理や食事の前、トイレの後、吐物処理の後などには、石けんと流水で十分に手を洗いましょう。
    2. しっかり加熱:二枚貝などノロウイルスに感染している可能性がある食品の場合は、中心部が85~90℃で90秒以上の加熱が望まれます。
    3. 衛生管理:調理器具などは洗剤などを使用し十分に洗浄した後、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)に浸すように拭くことでウイルスを失活化できます。また、まな板・包丁・へら・食器・ふきん・タオルなどは熱湯(85℃以上)で1分以上の加熱が有効です。
    4. 汚物処理:床などに飛び散った患者のおう吐物や便を処理する時は、マスクとプラスチック手袋を着用し、汚物中のウイルスが飛び散らないようにペーパータオルなどで静かに拭き取ります。拭き取った後は、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)に浸すように床を拭き取り、その後水拭きをします。

    〈参考〉

     厚生労働省 感染性胃腸炎(特にノロウイルスについて)

     https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/norovirus/

     *手洗いの手順や消毒液の希釈方法の記載があるリーフレットが掲載されています。


    お問い合わせ

    南房総市 (法人番号1000020122343) 保健福祉部健康推進課(三芳保健福祉センター)

    電話: 0470-36-1154

    ファックス: 0470-29-7271

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