高齢者見守りネットワーク事業

高齢者の増加に伴って認知症高齢者の徘徊や虐待の増加、孤立死などが社会問題になっています。住み慣れた地域で安全・安心に暮らしを続けられることは誰もが願い望むことですが、生活に不安を抱えている人や、不幸にしてさまざまなトラブルや事件に巻き込まれる人もいます。
そこで、市では高齢者が住み慣れた地域で安心して安全に暮らし続けることができるよう、地域全体で見守り支える体制づくりの取り組みとして「高齢者見守りネットワーク事業」を実施しています。

地域の皆さんが、各種の活動を通じて高齢者と接することの多い民間事業者等と連携し、高齢者をさりげなく見守り、異変に気がついたときには、市役所や地域包括支援センター等の実施機関に連絡していただくことにより、早期の問題解決や効果的な支援につなげます。実施機関及び協力団体等は、見守りネットワークの構築に取り組み、発見及び情報の連絡から支援に至るまでの相互連携を図ります。

何か特別なことをしていただく必要はありません。

　高齢者の異変に気づいたときに市役所健康支援課や地域包括支援センターなどに連絡をお願いします。

　例えばこんなとき・・・
　・新聞や郵便物がポストに何日もたまっている。
　・最近見かけなくなり安否が心配。
　・家の中や庭がゴミの山になっている。
　・家から言い争う怒鳴り声や悲鳴が聞こえる。
　・レジで支払い方法がわからなくなった。　
　・電話de詐欺にあっているのでは？

　心配事や悩み事がある高齢者に、相談窓口である地域包括支援センターを教えてあげたり、本人に代わって市役所健康支援課や地域包括支援センターなどに連絡をお願いします。

下記の実施機関に連絡をお願いします。

なお、緊急性があると判断した場合には、上記に優先して、館山警察署（電話110）、安房郡市消防本部（電話119）に連絡するなど臨機応変の対応をお願いします。

平成27年7月31日に第1回の高齢者見守りネットワーク連絡会議を開催しました。

協力いただける事業者・団体を随時募集しています。詳しくは下記まで問い合わせてください。