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府中祇園社の祭り

[2015年9月16日]

八坂神社

昔むかし、疫病の流行(はや)ったある年でした。
安房国府中の祇園社(ぎおんしゃ)(今の八坂神社)の別当徳蔵院の夢枕に白髪の老人が立ち、「神輿(みこし)を造ってお浜に祀(まつ)ってみよ、さすればこの疫病は治まる」と言ったそうです。
別当の話を聞いた里人たちがさっそく神輿を造り、祇園社の祭神・牛頭天王(ごずてんのう)の御霊(みたま)をお遷(うつ)しして、6月14日、平久里川の流れの中を通し、鏡ヶ浦の浜辺に渡御、神楽(かぐら)を奏しますと、白髪の老人のお告げどおり、府中の里の疫病が治まったのです。
里人たちは大喜びで、その時の6月14日を例祭と定めました。
府中の祇園社には不思議な話も伝わっています。
いつの頃からか、浜辺から社へ神輿が還御しますと、以後、3か月間は氏子といえども、社の玉垣の内へ近寄ることが禁じられているのですが、それを犯せば、たちどころに祟(たた)りを蒙(こうむ)るというのです。
ある年、別当が神輿の鍵を忘れ社殿に上がろうと、鳥居の辺りに行きますと、山中一面に赤い蛇が現れて、一足も進むことができず、寺へ帰ると7日間も治らぬ病に罹(かか)ったそうです。

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