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堀切堰の請雨塔(しょううとう)

[2015年9月16日]

市の指定史跡「請雨塔」(昭和50年11月1日指定)

加茂の堀切堰のところに建てられている請雨塔の話です。
昔むかしの明和8年(1771)という年ですが、異常な日照りが続き、村人たちがたいそう困ったそうです。そのとき、日蓮聖人と縁のある勝栄山日運寺のお坊さんだった日敬上人(にちけいしょうにん)が村人の窮状を救うために、加茂の堀切堰へ粗朶(そだ)を積み重ねて法座を設けると、「三日三夜にして雨が降らないときには法座に火を放ち、吾が身を焼いてください」
と宣言して、読経・断食苦行に入りましたので、大勢の村人がその満願の三日目に、上人の様子を見ようと集まって来ました。そして、誰も、上人がまもなく火あぶりになるばかりだと思いました。
ところがです。上人の祈りのお経が天に通じたのか、にわかに黒雲が現れて雷が鳴り、雨がザアザアと降ってきたのです。
集まっていた村人はびっくりしてしまいました。上人の法力(ほうりき)はたちまち有名になり、後の世まで語り継がれて、堀切の堰に請雨塔が建てられたのです。

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