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山田の楊枝(ようじ)井戸

[2015年9月16日]

山田の楊枝井戸

安房には頼朝伝説にまつわる井戸がたくさんありますね。一番有名なのは平群(へぐり)・山田の「楊枝井戸」です。
治承(じしょう)4年(1180年)9月3日、頼朝は上総介広常(かずさのすけひろつね)の館を尋ねるため、竜島(りゅうしま)の宿を出発、池月(江月)、大崩(おおくずれ)を過ぎて、蓑岡(嶺岡)の山中に歩(あゆみ)を進めました。けれども、その山道は嶮(けわ)しくまるで獣道(けものみち)のようでしたから、頼朝一行は疲労と喉の渇きがひどく、動作が大変鈍くなってしまったのです。
「ああ、水が欲しい。どこかに水はないか」という言葉が皆の口から漏れてきました。
しかし、あたりには水はありませんので、頼朝一行は水を求めて蓑岡の南面を少し下りますと、小さな谷川を見つけることができましたが、残念なことに、そこにも水はありませんでした。ところがそこで奇跡が起きたのです。馬から下りた頼朝が神に祈りつつ、手にした楊枝を池に挿(さ)しますと、そこからたくさんの清水がわき出たからです。頼朝一行は大喜びで、人馬ともに渇きを癒しました。
この頼朝伝説の「楊枝井戸」の水は今も平群川の源流となっています。

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