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沓見(くつみ)のバア淵(ふち)

[2015年9月16日]

河童

川の淵(ふち)や堰(せき)に住んでいるという河童(かっぱ)は、毛髪の少ない頭に皿のようなへこみがあって水を蓄え、顔にはとがったくちばしがあり、体の色は青く、うろこや甲羅(こうら)がついているといわれ、体の大きさは人間の4歳から5歳くらいですが力は強く、牛や馬などの大きな動物をやすやすと水中に引き込み血を吸ってしまうのです。
もちろん、河童は想像上の動物ですが、昔、沓見(くつみ)の川のバア淵と呼ばれるところに住んでいたという話があるのです。
昔むかし、沓見のバア淵はとても深く、薄気味悪いところでしたが、その淵へ、ある家のおばあさんがひとりで洗濯をしに行きました。しばらくして洗濯が終わったので帰ろうとしたときです。いきなり淵の中から河童の青い手が出てきて、おばあさんの足をつかんだのです。気がついて逃げようとしたときはもう遅く、河童の強い力で淵の中へ引き込まれてしまいました。ひとりで洗濯をしていたおばあさんは、誰にも助けてもらえず、それっきり家へは帰ってきませんでした。

※この民話は、南小学校児童によって創作された話をもとにしています。

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