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丸一郷の犬

[2015年9月16日]

石堂寺

丸山の石堂に、石堂寺(いしどうじ)というお寺があります。神亀(じんき)3年僧行基(ぎょうき)によって開かれ、初めは石塔寺(せきとうじ)と言い、日本石塔3寺(滋賀県の石塔寺、群馬県の石塔寺、房州の石塔寺)の一つでしたが、いずれの頃か石堂寺になったのです。このお寺には、玻璃珠(はりしゅ)の塔という大切な宝物があります。形は五輪状で、長(たけ)は7、8センチほどのものですが、
「昔むかし、インドのアショーカ王が、七宝をもって八万四千の塔を作り、仏舎利を中に蔵(おさ)め、一夜のうちに三千世界へ降らせたが、房州の石塔寺の塔は、その中の一基である」という伝説を持っています。
この大切な玻璃珠の塔が、あるとき、無くなってしまったのです。寺中が大騒ぎで毎日捜しましたが見つかりません。お坊さんたちは困ってしまいました。
ところが、しばらくすると石堂寺で飼っている白犬が、玻璃珠の塔をどこからか口にくわえてきたのです。
たちまち寺中が喜びに変わりました。そのときから、仏の功徳(くどく)によって丸一郷の犬には夏になっても蠅(はえ)が集(たか)らなくなったそうです。

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